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コントロールを改善するために必要なのは「練習」ではなく「身体の修理」

10年努力しても「できない」を次の瞬間「できる」に変える

位置1mm、角度1度、タイミング0.1秒の動作修正専門家

マックスパフォーマンストレーナー・爲永 尊です。

 

スポーツの中でも特に球技で重要な要素が「コントロール」です。

ほとんどの選手がコントロールを良くするために多くの時間を費やしているのではないでしょうか。

しかし、実はこのコントロール良くするために必要なのは「練習」ではありません。

 

コントロールの良し悪しを決めるのは、「イメージ」と「動作」の誤差の大きさです。

当然ながら小さければ良くなり、大きければ悪くなります。

この誤差の大きさは、例えるならば自転車の前輪とハンドルの角度の状態。

前輪とハンドルが垂直になっていれば「誤差ゼロ」の状態なので、練習しなくてもイメージ通りの方向に自由に走ることができます。

しかし、前輪に対してハンドルが曲がった状態だと、ハンドルを真っ直ぐに構えても曲がった方向に行ってしまいます。

 

このままの状態でも、練習をすればある程度コントロールできるようになりますが、誤差を修正しながら走るため当然走りづらく、正確にコントロールするのは大変です。

油断をするとハンドルを取られ、転んでケガをしてしまいます。

 

コントロールを良くするために練習をするというのは正にこれと同じことをしているということ。

練習でコントロールを良くしようとするのは、身体の状態が真っ直ぐでないまま、

・イメージよりも右に行ったら「もう少し左に」

とか、

・イメージより上に行ったら「もう少し下に」

といったように、身体のズレのつじつま合わせをしている状態。

だから練習でつかんだ感覚が残っているうちはある程度のコントロールは利きますが、時間が経ち、感覚を忘れてしまうとコントロールが乱れてしまう。

常に練習をして感覚を確認しておかなければならないだけでなく、無理に方向を調節しているので動作自体が不自然になるためケガの原因にもなります。

根本的にコントロールを改善する方法は、曲がってしまったハンドルを真っ直ぐにするように、身体を真っ直ぐに修理すること。

身体が真っ直ぐになればイメージと動作の誤差がなくなるため、コントロールを良くするための練習などする必要がなく、必然的にコントロールは良くなります。

 

コントロールは身体の状態のバロメーター。

コントロールが良い時は身体の状態が真っ直ぐでイメージとの誤差なく動ける状態。

逆に、コントロールが悪い時は身体のバランスが崩れ、イメージ通り動けていない状態です。

そのまま練習しても身体に負担をかけ、ケガにもつながります。

早めに修理して意識することなくベストパフォーマンスが発揮できるようにしてしまいましょう。